ハーレーの歴史 その2

 

ハーレー

モーターサイクルの生産を本格的にはじめるため、ダビッドソン兄弟はお父さんにも協力してもらい、自宅の裏庭に小屋を作りました。
これがはじめてのハーレーの生産工場となったのです。

そして翌年、1904年には8台のバイクを生産しました。
さらに翌々年の1906年になると裏庭の小屋で55台ものバイクを生産するまでになったのです。

この頃になると、ハーレーにさまざまな色のバリエーションも増え、ついにこの年、ダビッドソン兄弟はいままで副業としてやっていたバイクづくりを本業にし、これのみで生きていこうと決心をするのです。

おじさんの融資を受け、新たな生産工場を作り、すべてのフロントをスプリング方式とすることを決めたのもこの年のことでした。
そして翌年、1907年に、初めてのVツインエンジン搭載のハーレーが作られました。

スプリング方式のフロント、Vツインエンジンと、家の裏庭からはじまったバイクが、こうして徐々にハーレーとしての形を整え始めたのです。